QHRV ストレス評価



はじめに


QHRV ストレス評価 は、心拍変動 (HRV) 解析および血圧解析、脈波解析による自律神経系 (ANS) の定量的評価が可能な、非侵襲型完全自動コンピュータベース システムです。

QHRV ストレス評価 では、非侵襲的 HRV/自律神経系 (ANS) 分析に基づいて、肉体的/精神的累積ストレス評価を実施することができます。過度のストレスや運動不足は、生命を脅かす特定疾患を進行させる契機となる、既知の健康リスク要因です。

QHRV ストレス評価 脈波伝播速度分析は、血液循環中の動脈の弾性と硬度から観察される、測定可能な生理現象を基盤としています。

QHRV ストレス評価 は、30 数年に及ぶ徹底した科学的研究の成果であり、ほとんどすべての医療分野で簡単に利用することができます。

製品概要


QHRV ストレス評価 は、心拍変動 (HRV) 解析および血圧解析、脈波解析による自律神経系 (ANS) の定量的評価が可能な、非侵襲型完全自動コンピュータベース システムです。

QHRV ストレス評価 は、 2 つの主要コンポーネント ― フィンガークリップまたはイヤークリップ付きの脈波センサーと解析ソフトウェア ― から構成されます。脈波センサーは、心拍によって引き起こされる耳たぶまたは指先の血流拍動を測定します。得られた 5 分間の脈波記録から、自律神経系活動 (交感神経系および副交感神経系の活動) の状態に関する正確な評価結果が直ちに作成されます。

このセンサーによって収集されたデータは PC に送信され、処理されます。解析ソフトウェアには、脈波信号を記録/解析するための最新技術が組み込まれており、それによって信号から心拍データが抽出されます。この心拍データによって、インナー バランスと自動調節活動の現在の状態を確認します。このデータは、全般的な健康状態および選択した治療法または適用した他の介入の効果の簡便な評価にも使用します。測定は、自律神経バランスの変化を評価して身体に望ましい効果が生じているかどうかやインナー バランスが改善されたかどうかをチェックする手順を実行に移す前でも、また実行してからでも行うことができます。

ソフトウェアと解析機能は、医療専門家はもちろん、医師以外の関係者にとっても使い勝手が良く、直感的に操作できるものとなっています。また、シンプルなハードウェアとスタンダードなコンピュータ要件により、診療所、実験室、スポーツ クラブ、ウェルネス センターなど、事実上あらゆる医療・健康関連施設の設備にスムーズに組み込むことができます。

QHRV ストレス評価 は、身体のインナー バランスと自動調節能力の状態を測定するために設計された、科学的妥当性と簡便な操作性を両立させたシステムです。このインナー バランスが体外/体内の状態の変化に合わせて柔軟に維持されているかどうかは、健康および寿命、ストレス反応の重要な指標となります。

QHRV ストレス評価 は、集団定期健康診断でも簡単に利用できます。また、定期的な健康管理で利用したり、一般的な健康状態や特定の健康状態を得るための様々な治療方法の効果をモニタリングする際にも利用できます。つまり、このシステムは、様々なカテゴリに属する作業員/従業員が高度専門職や準専門職に関連する疾病に罹患する比率の抑制に役立ちます。

QHRV ストレス評価 は、慢性自律神経失調症、心拍活動の病理学的疾患、様々なレベルの累積ストレス、身体トレーニング レベルの低下といった基本的な健康リスク要因に関する、迅速で信頼性の高い評価を提供します。

QHRV ストレス評価 は、肉体的/精神的累積ストレスを評価する機会を提供します。過度のストレスや運動不足は、生命を脅かす特定疾患を進行させる契機となる、既知の健康リスク要因です。

特長


  • ストレス評価
    ストレスは、人によって異なります。一般的には、過度な期待を受けている状態、プレッシャーや緊張を感じている状態、過剰で長期間にわたる外的な要求にかろうじて対処できている状態などがストレスとして認識されます。これらすべてに共通しているのは、感情的または精神的、あるいは心理学的な意味で、不合理だと思われる要求が突き付けられているという点です。この含意は医学的にも共通します。 つまり、抵抗しなければ疾患として跳ね返ってくる、行使された力です。

    ストレス要因は、肉体、精神、それらの両方のいずれかから生じます。肉体的ストレスの原因は、不規則なライフスタイル、過剰な身体的負荷、環境毒性、タバコ/アルコール/麻薬、誤った食生活といったマイナス要因に長期間にわたってさらされることです。

    精神的ストレスの場合は、不安感、否定的な感情、過度の精神的負荷、錯乱、社交での拒絶、家庭問題、倦怠、低い自己評価などの要因によって引き起こされます。

    肉体的ストレスまたは精神的ストレスが生じると、自律神経系が調節を担う生理反応が起こります。この自律神経系 (ANS) は、ストレスに対する重要な防御であると同時に、ストレスの主要な兆候を初期段階で明らかにしてくれる系でもあります。自律神経系には、交感神経 (器官を活動させ、運動などの肉体的ストレスに対処する準備を整えます) および副交感神経 (体内の「維持管理」的なバックグラウンド機能を制御します) という 2 つの下位分類が存在し、それによって機能的に陰と陽のバランスを取ることができるようになっています。この両者のバランスは、外的および内的な要求に対する身体反応の指標と捉えることができます。

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  • フィットネス検査
    Fitness Test 起立検査が、心血管機能 (特に心血管系調節機能) の微細な変化を測定する上でもっとも効果的な方法のひとつであることは、広く知られている事実です。起立検査では、患者を数分間腰掛けさせて気持ちを落ち着かせ、その後で起立させます。体位が仰臥位または座位から立位に変わるとき、身体の代償反応として、心拍と血圧に特定の変化が生じます。この検査は、血流量に生じた重力偏移によって引き起こされる調節要求に対する、交感神経系および副交感神経系の対応能力の評価に役立てることができます。検査結果 (立位時の心拍) は、仰臥位安静時の心拍と立位時の心拍の差です。

    健康な個人の場合、起立したり、立位を数分間維持することによって、身体活動に目立った変化が生じることはありません。しかし、心血管に微細な欠陥があったり、身体調節機構の機能的能力に異常がある場合には、そうした体位の変換が有意なストレス要因となります。

    QHRV ストレス評価 起立検査は、HRV 解析をベースとした、フィットネスおよび健康レベルの定量的・定性的評価法です。この検査は、迅速かつ効率的に実施できます。 まず、指定された手順に従って、シンプルな非侵襲的電極を装着させます。被験者は、2 分間立位を保ち、次に 30 秒間座位に、その後に 30 秒間立位になるように指示されます。全プロセスを、3 分ごとに繰り返します。平均心拍タコグラムおよびスペクトルから収集されたデータが解析され、最終的な結果が定量的な形式と定性的な形式の両方で生成されます。

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  • ECG 分析
    心電図記録法 (ECG) は、心電図検査中に患者から収集された心臓の電気的活動を経時的に記録する検査手法です。現代の ECG 機器には、増幅、フィルタリング、信号解析などの高度な技術が使用されており、それらによって ECG データの正確かつ簡便な測定および表示、分析が可能となっています。ECG は、心調律および心伝導系異常を解析し、心筋虚血を検出する場合、もっとも重要となる検査です。

    期外収縮 (心拍が予想より早期に生じる) の可能性がある不整脈事象は、重篤な心臓事象が起こりうることを示す初期兆候です。上室性/心室性期外収縮と健康リスクの相関は、心筋梗塞の前触れとなることがあるため、重要です。この不整脈事象は、心筋虚血 (心筋線維への酸素供給が減少する症状) や別の種類の心筋症といった心臓問題を引き起こす可能性があることを警告している初期信号です。心筋症は心筋の疾患または障害であり、先天性欠陥、急性/慢性感染症、冠動脈疾患、麻薬/毒素、代謝異常、結合組織疾患、栄養障害などの様々な原因によって発症します。

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  • 心拍変動解析 (HRV) Lite
    心拍変動 (HRV) は、心拍の変化を表す尺度です。通例、ECG トレースまたは動脈圧トレースから、連続する心拍間隔を分析することによって算出されます。

    心拍変動解析には様々な方法が提案されていますが、それらは時間領域解析、周波数領域解析、非線形解析の 3 つに大別することができます。HRV は、循環機能の自律調節活動を表す指標とされています。また、自律神経系活動のもっとも確実な解析手法とされています。HRV の変化 (多くの場合、減少) は、高血圧、出血性ショック、敗血症性ショックといった様々な病的状態と関連があることが報告されています。急性心筋梗塞後の死亡率の予測因子としても利用されています。

    時間領域解析
    時間領域解析のわかりやすい例は、心拍間隔の標準偏差 (SDNN) を算出することです。その他の時間領域解析としては、連続した心拍間隔の差の二乗平均平方根 (rMSSD)、NN50 (または差が 50ms 以内の連続した心拍間隔の数)、pNN50 (または差が 50ms 以内の連続した心拍間隔の総数の割合) などがあります。SDNN には全体的な変動との強い相互関係が、rMSSD には心拍関係の副交感神経活動との関連が認められます。

    周波数領域解析
    一般的な周波数領域解析は、離散フーリエ変換 (別称、高速フーリエ変換) を心拍間隔時系列に応用したものです。これにより、様々な周波数の変動量が示されます。ヒトについて定義されている主要な周波数帯域は、次のとおりです。

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  • 脈波速度 (PWV) Lite
    脈波は、血液循環中に動脈系で観察される、測定可能な生理現象です。心収縮中には、特定の血液量が駆出されます。それによって脈波が、一部の駆出血液量の運動エネルギーと一部の伸びきった弾性のある血管壁の位置エネルギーが相互に変換されることによって、動脈全体に伝播していきます。伝播していく脈波全体で、圧力および血流、速度、血液プロフィールの変化を観察することができます。脈波は、動脈弾性の分類に利用できます。

    小動脈と大動脈の状態は、心血管関連疾患の予防および診断にとって重要です。特に、主幹動脈の硬化と脈波増大は、心臓発作、心不全、動脈硬化、腎臓合併症などの健康問題リスクが生じていることを示す明確な兆候です。PWV (脈波伝播速度) 分析と動脈硬化指標 (EEI、DDI、DEI) は、該当する症状や臨床兆候が現れるよりもずっと前に適切な治療を開始する時期を決定する手段として、医療専門家に利用されることがあります。

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  • バイオフィードバック指導 (ストレス緩和法)
    特別な呼吸テクニックによって、健康状態を改善し、人体に及ぼすストレスの影響を抑制することができるトレーニング システム

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特長


• HRV プロフェッショナル分析の基準に完全準拠
• 機能年齢
• 患者履歴/進捗レポート
• 5 万件を超える評価結果に基づく標準データベースを搭載
• HRV データの正常集団との比較
• 結果の正確性を確保するための記録データ品質の自動検証
• 自動アーチファクト検出とデータのビジュアル編集
• 自律神経のバランス状態に関するわかりやすい説明
• 脈波センサーと ECG レコーダーの双方に対応
• ストレス緩和とインナー バランス改善に役立つトレーニング
• 使い勝手が良く、直感的に操作できる、色彩豊かなグラフィカル ユーザー インタフェース
• 30 数年にわたる医学的研究の成果による裏付け
• インストールの簡単なソフトウェアとハードウェア自動検出

対象


• ストレス マネジメント カウンセラー
• 代替療法専門家
• バイオフィードバック セラピスト
• 生理学担当教師/講師
• 理学/作業/レクリエーション療法士
• 心血管リハビリテーション専門家
• 精神分析医

コンピュータ要件 (最低要件)


• CPU Pentium 4、1.6GHz (またはその同等製品)
• 2GB RAM
• 解像度が 1024x768 以上のハイカラー ビデオ カード
• 2GB のハード ディスク空き容量
• CD ROM ドライブ
• USB ポート x 1 (バージョン 1.1 以上)
• Windows XP/Vista/7 (オペレーティング システム)